宅浪で合格をつかみ取る!大学受験バイブル

宅浪のバイブルです。もちろん浪人生にも。

宅浪のスケジュール【春から1年の場合】その③

ビッグドリーム

 

さて、いよいよスケジュールの立て方本番です。

ここまでのステップは確実に理解したうえで進んでくださいね!👇

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スケジュールの立て方-step2.残り時間の確認

現状の自分の立ち位置が分かり、目標も設定しました。

次に行うのは、残り時間の確認です。

 

試験日からスケジュール感を逆算してみましょぅ。

国公立なら2月25日、私立は大学ごとに受験日が決まっています。そして、共通試験を対策を考えると、12月はそちらに時間を取られ、、、そう考えると、11月末、または12月頭くらいまでが、いわゆる『勉強できる期間』となります。

なんだか急に短くなった気がしますよね。

ただ、このことにみんな意外と気付いておらず、受験スケジュールの変更を余儀なくされる原因でもあります。

つまり、4月頭から勉強を始めたとしても、約8カ月ほどしかフルで勉強できる期間はないのです。

1年、12カ月ではないのです。(ここで言う勉強とは、いわゆる新しいことを学ぶ勉強、です。)

そうすると、世間で言われる、夏までに基礎を。というフレーズにも納得がいきます。

夏休み終了してからの9~11月の3カ月で、応用、大学別対策をしないと、間に合わないのです。
確かに、僕も9月から応用レベル、10月から入試手前レベルの記述、、、と、それなりに良いペースで進められていました。
逆に言えば、それくらいのペースで進めることができないと厳しいということです。

 

ここで、受験スケジュールの大まかな流れを確認すると、

  • ~8月末:基礎完成
  • 9月~10月:応用練習
  • 10月~11月末:2次試験対策
  • 12月~1月:共通試験対策
  • 1月~2月:2次試験対策

となります。

予定

 

今、この記事を読んでいる皆さんが、今何月かは分かりませんが、もしも基礎が終わっていないのに10月であればヤバイ、と思ってください。
基本的に、王道ルートで攻めていく時間はありません。スケジュールが間に合わなくなってしまった人の受験スケジュール術は、別記事でまとめます。

 

いかがでしょうか。残り時間、確認できましたか?少し焦ってきたかもしれません。しかし、焦っても良いことはありません。この受験スケジュールの立て方を読み進めていただき、冷静に、そして確実に合格へ近づいていきましょう。

 

スケジュールの立て方-step3.月ごとの到達度設定

 

先ほどもお伝えしましたが、

  • ~8月末:基礎完成
  • 9月~10月:応用練習
  • 10月~11月末:2次試験対策
  • 12月~1月:共通試験対策
  • 1月~2月:2次試験対策

でした。

ここで、9月以降は1月ごとに何となく目標がある一方、8月末までの期間が広く、おおざっぱになっています。
ここでは、4月~8月の、そして、2次試験対策の11月まで、大まかな到達度について説明していきます。

 

4月の到達度:まずは基礎の基礎から始めよう

4月は、宅浪生のやる気MAX月です。この1年頑張って、必ず志望大学に合格するんだという熱い想いが見えてきます。そして、いきなり問題集や青チャートなどに取り組んでいる姿がほほえましく思い浮かびます。

そうです、これらはすべて間違った宅浪生活です。
もう一度、冒頭の話を思い出してください。なぜ、受験に失敗したのでしょうか。

そうですね、バカだったからですね
英単語もろくに覚えず、数学の公式もなんとなく理解した気になって、古文もノリで解けるだろうと思い込んでいたからですよね。

4月は、今一度基礎部分を徹底的に固める、見つめなおす月です。逆に、英単語や公式といった基礎の基礎をやる時間はこれ以降ありません。
自分の弱いところと向き合い、この1年生まれ変わって頑張るんだという決意の月にしてください。

オススメは英単語と数学の教科書レベルを100%の理解度にすることです。
この2教科以外は、とりあえず置いておいて良いでしょう。文系理系限らず、英語・数学は使うことが多い科目です。
そして、力をつけるのに時間がかかります。また、ただやみくもに勉強することよりも、まずは勉強スタイルを確立することが大切な時期なきことも理由の一つです。

 

5,6月の到達度:基礎レベルが固まる

6月くらいまでは、基本教科書~共通試験レベルをマスターすることに専念しましょう。

5月は、英語なら英単語と文法、数学なら基礎問題の網羅です。
6月は、実際に共通試験を解いてみても良いですが、まだまだ長文など読めないと思います。
レベル別英語長文の問題集などを使って、単語が頭に入っているか確認しましょう。この時は問題を解けなくてもかまいません。

大事なのは、常に身についているか確認しながら進むこと。そして、自分に嘘をつかず、分からない時は一歩戻って確認することです。
この6月までの基礎部分で、どれだけ硬い基礎を作ることができたのか。それが7月以降の進み具合を大きく左右します。

 

次の記事では、いよいよ夏以降の到達度目標を書いていきます👇

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