宅浪に限らずですが、浪人を成功させることはなかなかハードルが高いことです。
なぜなら↓
- 浪人した=今までの勉強方法が間違っていた→勉強方法を見直さなければならない
- 現役生に対して、1年の時間を追加できるが、だからといって成績が上がるとは限らない
- 必ず受からなければならないというプレッシャーがある→現役時代に比べ、挑戦しにくくなる
という理由があるからです。もちろん個人でみれば、もっと具体的な理由もあるでしょう。
「浪人を前提に挑戦する」
とか
「現役の受験は諦めて浪人で~」
とかは
正直、どうせ受からない人の考え、言い分です。
でも、ここまでだとただ怖がらせるだけになっちゃってますね。
そう、浪人は難しいけれど、与えられた1年を上手に活用する方法は存在します。
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ではご紹介していきますね。
1.自分は「バカ」だと認める
いきなり刺激的なコトバを失礼します。ただ、これはなによりも重要なことで、
- どこの予備校に行くか
- どのように計画を立てるか
なんて正直どうでも良いです。まずは、自分が「バカ」であることを認めましょう。
大学受験に落ちてしまったということは、受験生の中で相対的に「出来」が悪かった、つまり「バカ」だったということなのです。
、、、さて、なぜここまで執拗に「バカ」を繰り返すのか。
それは、自分の負けを認めない限り先へは進めないからです。
皆さんの周りで、
「今年の試験はたまたま難しかったから~」
「あの分野は出題されないと思って勉強してなかったから~」
という言い訳をしている人、いませんでしたか?
あるいは、自分がしていませんでしたか?
そう、自分の負けを認めない人たちです。こういった人たちは、自分に非がないと思っているので、今までと変わらないスタイルで勉強し続けます。
しかし、今までの勉強スタイルが間違っているから落ちたのに、また同じことをしてしまっては、、、結果がどうなるかは分かりますよね。
結果は自分に原因がある
そのことを素直に認めてください。
そして、自分は「バカ」なんだ、と思い込めた、認められた宅浪生(浪人生)だけ、次のポイントへ進んでください。
2.計画を立てる
でました、いかにも大事そうなポイントです。
浪人が決まってから、予備校についてと同じくらい調べたのではないでしょうか。
ただ、ここでご紹介するのは、「宅浪(浪人)を成功させる」ための計画の立て方です。
1つ目のポイントで、自分はバカだったんだと素直に認められた人だけが実行できることを紹介します。
そのへんの安っぽい記事で書かれているようなことは言いません。
宅浪や浪人、そして、そもそも受験を成功させたことがない人に、本当に合格する計画の立て方なんてコンテンツ、書けるわけがないのです。
ただ、宅浪生(浪人生)としてはどうしても心配になってしまいますよね。
計画の立て方のポイント
それは、
『自分の勉強時間を計る』
です。
『え?計画の立て方だから年間計画とか、1日のスケジュールとか、そういう話じゃないの?』
と思ったアナタ。
そこに大学受験で落ちたヒントが隠されています。
学校の定期試験前などで、自主的に勉強計画を立てたり、あるいは学校から勉強計画を立てるように言われたりしたことありませんか?
その時立てた計画は完遂できましたか?
おそらく、ほとんどの人はその時立てた計画をやり遂げられなかったと思います。
(やり遂げられたなら、計画が甘すぎたか、そもそも大学受験に落ちていない)
そう、みんな計画の立て方を知らないのです。
もう少し分かりやすく言うと、自分がどれだけ勉強できるのか知らないのです。
これが非常に重要なことで、どれだけ自分が勉強できるか分からないのに、計画なんて立てられるわけがないのです。
例えば、1日の計画を「英単語100語、数学の問題10問」にしたとしましょう。
しかし、英単語100語を終えたところで1日が終わってしまいました。
数学の10問は残ったので明日に回します。
しかし、明日は数学の10問をやったところで終わってしまったので、明日やる予定だったものは明後日に回ります。
…少し極端な例ですが、よく起きている事象です。
つまり、この人は1日に英単語なら100語、数学なら10問しか勉強できないのです。
しかし、計画を立てるときは威勢よく立ててしまいます。これでは計画倒れするのは当たり前です。
ただ、ここで誤解がないように説明しておくと、
現状1日に英単語なら100語、数学なら10問しかできなくても問題ありません。
今後増やしていければ良いのです。
そして、それらを含めて計画を立てることが、本当の計画の立て方です。
自分が1日に10問しか解けないのであれば、まずは10問ずつのペースで計画を立てる。
そして1週間ごとに1問ずつ増やしていき、負荷をかける。
これが本当に実行できる、意味のある計画の立て方です。
※本来は、到達すべき目標(レベル)から逆算して、ある程度こなさなければいけない量というものは存在しますが、ここでは省きます。
3.他人の意見を聞かない
あれ、これはやっちゃいけないポイントまとめだったかな?
と思ったアナタ。いいえ、これは浪人を成功させるためのポイントです。
ではなぜ、他人の意見を聞いてはいけないのか。
それは、
みんなと同じことをしても受からない
からです。
よく、
「授業はちゃんと聞くべき」
「この講座を受講すれば~」
など言われませんか?
これを言われたら、確かにそんな気もするし、その講座を受講しないことで落ちるんじゃないかと不安にもなります。
実際、僕も河合塾から送られてきた冬期講習の案内を"見てしまい"、不安になりました。
ただ、ここで一歩引いて、おちついて考えてみてほしいのです。
受験は競争です。
友達、今隣に座っている人、行ったこともない県にいるあったこともない人、みんな"敵"です。
みんなと同じことをしていて、みんなを抜かすことができますか?
みんなよりも一歩抜き出るには、みんながしてないことをする必要がありますよね。
冷静に考えると当たり前の話なのですが、やはり受験は不安になります。
というか、本番が近づくにつれ、ほぼ不安との戦いです。
受かるか分からない、自分の勉強方法があっているのかも分からない。
特に宅浪は情報が不足しがちなので、一旦その思考に落ちてしまったらなかなか不安を取り除くことは難しいです。
ただ、自分の信念を貫くこと、これが最も大切です。
もちろん正しい方向を向いたうえで。(←それが難しいんや!という指摘は、これからの記事で解説していきますので、少しお待ちください。)
最後に
ここまで宅浪を成功させるための3つのポイントを解説してきました。
- 自分は「バカ」だと認める
- 計画を立てる
- 他人の意見を聞かない
もちろんこれらはベースの部分です。どんな参考書を使うか、復習の方法は~など、具体的に大事なことは他にもたくさんあります。
しかし、何事もまずは土台が大事です。土台がなければなにも積みあがりません。
宅浪を選択した人、浪人を選択した人に伝えたいのは、これら3つのポイントをできるだけ早く認めて、理解してください。
それが、宅浪を成功させるための最初のステップです。
そしてそれらを本当に理解できた人から、次のステップに進んでいきましょう。
宅浪の強い味方👇