大学受験において、なによりも大事なのはスケジュールです。もちろん勉強方法とかは当たり前なんだけど、どれだけ勉強ができても間に合わなければ意味がない。
それに、だれも自分の事を管理してくれない。自分で合格までのスケジュールを立てて、実行していかなきゃいけない。
つまり、スケジュールを立てる能力だけでなく、軌道修正できる能力も必要ってこと。
なかなか大変そう、、、と思ったアナタ、大丈夫。
宅浪で偏差値55から70にして、京都大学に受かった僕だから言える、リアルなスケジュールの立て方をお教えします。
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目次
スケジュールの立て方-step0.現状把握
「え!?スケジュールの立て方じゃないの?現状把握って!?」
…となった人、焦らず焦らず。
スケジュールを立てるには、まず現状把握をすることが大切です。
現状把握とは、
- 自分の処理能力
- 自分のレベルをまずは確認しましょうということ。
では、具体的に説明していきます。
自分の処理能力を把握する-どれくらい勉強できるのか
では質問です。あなたは1日にどれくらい勉強できますか?
4時間?英単語300語?どのような単位で答えられたでしょうか。
受験勉強において、大事なのは時間ではありません。同じ数学10問でも、3時間かかるよりは1時間、1時間よりも30分で終わる方が効率は良いですよね。
一度、勉強時間ではなく「何問」や「何語」といった単位で勉強量を確認してみましょう。
具体的な確認方法としては、
- とりあえず数学の問題集を解く。その際、ただやりまくれば良いのではなく、答え合わせもして100%理解しながら進む
- 数学に飽きたら英単語を覚えてみる。その際、覚えているかテストして100%覚えていられるまでやる。
- 飽きたら数学に戻る。(その繰り返し)
以上が、現状把握のスケジュールです。
なぜ数学と英単語なのかというと、数学は情報処理能力、英単語は暗記力と、受験に必要な能力の2つが計れるからです。
ここで、何問解けたか、そして何語覚えられたかが、いまのあなたの現状となります。
他の記事でお話ししますが、受験の初期は英語・数学・国語のみで構いません。理科や社会は春からわざわざ勉強する必要はないのです。
処理能力を計るために数学と英語を使いましたが、意外とここに国語を追加するだけなので、これからの勉強スケジュールと変わりません。
つまり、例えば数学30問、英単語100語を1日で100%マスターできたのであれば、あなたの1日の勉強量は数学30問、英単語100語までで考える必要があります。
これがむちゃくちゃ重要です。
自分のキャパを確認し、まずはキャパ内で計画を立てていく。
いきなり無理をしても続きません。受験は短くも長い戦いです。毎日続けられるスケジュールを立てていきまょう。
自分のレベルを把握する-あなたのレベルは参考書で言うと何?
自分の処理能力が分かったら、次は自分がいまいる立ち位置を確認します。
偏差値で分かるじゃん!というあなた、半分正解です。
ただ、偏差値はその時の受験生や模試によってかなり変わります。また、偏差値がいくつということを自慢するためにレベルを把握するわけではありません。
むしろ、偏差値で考えるなら一番低かった数字が現状だと思いましょう。
ただ、なぜ参考書(または問題集)でレベルを把握する方が良いのか。
それは、参考書の方がスタートするレベルが分かりやすいからです。
『今偏差値40です!』と言われても、結局今のあなたがなにを理解できるのかは分かりません。
自分のレベルがどの段階なのか、手元の参考書でも良いですし本屋さんでも良いので、手に取って確認しましょう。
場合によっては、中学生の参考書ならほぼ100%理解できる、というレベルかもしれません。でも、それでもいいんです。
ここで大事なのは、自分に正直になること。自分に嘘をついても、誰も得をしません。むしろ損するだけ。スタート位置は、背伸びするよりも、確実に理解できるところからの方が良いです。
結局、2月の受験の時に合格レベルに到達してれば良いんです。自分に嘘をついて、背伸びしたレベルから始めても理解は進みません。ちゃんとここまでは完璧!というレベルからスタートする方が、1歩ずつでも確実に進むことができます。
現状把握しなければなにも始まらない
次回はいよいよ浪人のスケジュールの立て方についてご紹介します。
ただし、やはり最初は現状把握が最も大切です。これができなければそもそも計画を立てられません。
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