前回からの続きです👇
いよいよ夏以降の大事な時期が始まります!
大事なそれぞれの基準みていきましょう!
夏以降の勉強到達度目安
7,8月の到達度:標準レベル以上に挑戦。自信がない科目は基礎を継続。
7月からは、順調に進んでいる科目については標準レベルに取り組みましょう。
目安は、教科書の章末問題や、数学なら入試の核心の基礎部分などです。
できれば、9,10月は入試レベルの一歩手前に挑戦したいので、8月までに標準的な参考書を終えてしまうスケジュールを立てましょう。
参考書は数をこなせば良いものでもないので、ある程度網羅されたものを1冊やり切れば問題ありません。
このくらいの月になってくると、うまく進む科目と進まない科目や、当初のスケジュールに対して遅れが生じてきているでしょう。
しかし、基礎はなによりも大切です。ここを見失わないよう、遅れを取り戻すとともに、焦って上のレベルに進まないようにしましょう。
9,10月の到達度:いよいよ入試レベルに迫る。遅れている科目は標準レベルまでを目指して。
夏を超えると、いよいよ入試一歩手前~入試レベルの問題に挑戦します。
いきなり解ける必要はありませんが、少しずつ入試の頭にしていく必要があります。
参考書の例を挙げると、「ポレポレ英文読解」、「古文上達上級編」、「物理のエッセンス」などでしょうか。
通信教育を検討している人は、この月から受講、あるいは春から受講しておき、ここまで溜めておくことも一つです。
僕の場合、4月から京大コースを受講しましたが、全く解かずに置いておき、この時期から解き始めました。
僕も使っていたZ会おすすめです。👇
難しい問題に直面するかもしれませんが、まずは時間など気にせず、丁寧に取り組んでいく事です。
そして、もしも進捗が良くない科目、または分野があれば、入試レベルまで習得することを諦める必要も出てくるでしょう。
勘違いしないでほしいのは、諦めることは負けではありません。
入試は総合得点の勝負です。苦手科目の数点のために、得意科目の大量得点を犠牲にしては意味がありません。
そういう意味でも、1科目は満点近くを狙えるものがあると心強いですね。
僕の場合、この時点で数学と化学の有機以外の進捗が良くなく、京都大学レベルまで引き上げることを諦めました。
ただし、標準レベルの問題は絶対に落とさないよう、今までの参考書を徹底的に復習。
一方で、数学は0点でも受かるように、得意科目の生物と英語に時間をかけました。
11月の到達度:できれば2次試験合格圏内へ。科目別に作戦を練る。
共通試験などが始まる1月を前に、一旦作戦を練り直しましょう。
11月まで来てしまえば、遅れている科目は多少諦めざるを得ないこともあります。
ただし、ここで言う諦めるというのは、2次試験の事です。
当然基礎レベルは得意不得意に関わらず習得しなければならないので、共通試験は8割以上得点できるようになっていなければいけません。
得意科目はどんどん進め、苦手科目はどのように最低限の得点を獲得するか考えましょう。
分野を絞って、そこだけ2次試験レベルにあげるのも手です。
いずれにしても、ここからは大学別の対策と照らし合わせながら、正しい道を進んでいく必要があります。
赤本の傾向と対策を見ながら、日々軌道修正して取り組んでいきましょう。
そして、この月に意識しておかなければいけない需要なことが1つ。
11月で上げたレベル以上に、1,2月で上がることはないということです。
共通試験が終わった後の1,2月は、記述の感覚を取り戻すことと、過去問の取り組みなどで終わってしまいます。
つまり、新しいことを学ぶことはほとんどなく、復習を重ねることがメインの期間です。
この11月でどれだけ積み上げることができるか。
直前ではなく、11月の取り組み具合にかかっているといっても過言ではありません。
到達度まとめ:毎月やり切っていかないと、意外と間に合わない
受験まであと1年だから宅浪余裕じゃね?とか思っていたアナタ、意外と時間がなくてビビっていませんか?
本当に受験は長いようで短い、時間との戦いです。
毎月決めていったノルマをこなしていかないと、余裕で間に合いませんし、現役生の時に不合格だったところをまた不合格、、、ということにもなりかねません。
しっかりと進捗を自身で管理しながら、価値ある宅浪の1年にしましょう。
添削してもらえない宅浪に強い味方👇