宅浪で合格をつかみ取る!大学受験バイブル

宅浪のバイブルです。もちろん浪人生にも。

宅浪のスケジュール【春から1年の場合】その④

 

ここまでのステップはこちら👇

 

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なるべく最初から読んでもらった方が理解できると思います~

それでは最後の章、スケジュールの立て方詳細編いきましょー

えんぴつ,勉強

 

スケジュールの立て方-step4.週ごとの勉強量設定

step0で現状把握し、step3で月ごとの目標を確認しました。step4では、さらに細かく、週ごとにどれくらいの勉強量を確保していけば良いのか見ていきます。逆転合格を目指す宅浪生にとっては、とても重要な章に入っていきます。しっかりマスターしてくださいね。

ちなみにここで言う勉強量は、時間というよりもこなす問題や単語の量と思ってください。

 

ここまで、自分の勉強可能量を理解しつつ、月別に到着しなければならないレベルも理解したと思います。

ここで、「自分の勉強量じゃ間に合わない、どうすべきか」といった疑問が出てくると思います。

答えは、勉強可能量を増やすか、今の勉強可能量で到達できるとこで諦めるかです。

しかし、当然みなさんには志望大学があるはずです。そして安心してください。勉強可能量は、日ごとに増えていきます。
なぜなら、自分の弱みを理解した人の成長はハンパないからです。自分の弱みを見て見ぬふりをする人は、自分ができないことを認めようとせず、無駄に難しい問題に取り組むなどして時間を浪費します。

しかし、今ここまで文章を読んできたみなさんは、自分の弱みを認め、理解し、着実に1歩ずつ進める力を身に着けた人たちです。1歩ずつ、1歩ずつ進んでいくと、気づいたら10歩、100歩と進んでいき、いつの間にかゴールにたどり着くことができます。

勉強開始初期

4月や5月は、正直いきなり勉強量を増やすことは難しいでしょう。また、まだ本気になれない人もいると思います。この頃は無理して勉強量を増やすというよりも、毎日確実に勉強できるペースで進めていきましょう。

できれば徐々に増やしていくと良いですが、無理して続かないと意味がありません。そして、昨日より1問、1語でも多くこなしていこうという気持ちで毎日を過ごしていきましょう。

2か月程度経過したら

そうはいっても、志望大学があるなら、そこにたどり着くために一定の勉強量は必要です。月ごとの目安と自分の位置を照らし合わせながら、どの程度まで1日の勉強量を増やさなければならないのか意識しながら過ごしていきましょう。

最初から間に合わないから、と諦めるのではなく、まずはやってみる。そして本当に間に合わないなら、作戦を考える。月ごとの目安の参考書を実際に見ながら、自分ならどれくらいで終わりそうか考えてみましょう。

1カ月で終わりそうならその月から始めれば良いですし、2か月かかりそうなら2か月前に始めなければいけません。
そして、その参考書に取り組むためには、その前段階の参考書を終わらせておく必要があります。

こうして、ゴールから逆算した月ごとの目標を週ごとの目安に落としていき、スケジュールを立てましょう。

これは、4月に立てなくても、6月からでも構いません。ある程度勉強量をこなせるようになってからスケジュールを立てた方が、現実的なものになります。

 

僕も使っていたZ会、添削問題がおすすめですよ👇

高校生のためのZ会

 

スケジュールの立て方-step5.軌道修正

well done

 

計画には不測の事態がつきものです。思ったより単語で時間を使った、古文で苦戦したなど、計画通りにいかないこともあるでしょう。しかし、大切なのはできなかったことを反省するよりも、そこから軌道修正することです。

上の段落でもお伝えしたとおり、2次試験レベルの演習を始める9月以降は、自分の進度と理想とのギャップを常に確認しておく必要があります。

少し負荷をかけてこなしていけば間に合うのか、それとも、ある程度諦める必要があるのか。

これは、志望大学の入試傾向とも密接に関わってきます。
夏以降に、一旦志望大学の傾向と対策は見ておきましょう。どこは捨てられそうか、捨てるならどこからか、という順位付けは行っておきましょう。

 

そして、同じことの繰り返しにはなりますが、基礎レベルを諦めることはありません。あくまで、入試レベルまで上げられない科目や分野の事についてです。
『ヤマをはる』などといいますが、それは最後の最後。最初からヤマをはる意味が分かりません。

そして、軌道修正する際には、それで必ず受かるという意思をもたなければなりません。むしろ、攻めのための軌道修正という認識です。決して逃げではなく、受かるために選択をする、という意識で軌道修正を行いましょう。

 

宅浪が合格をつかみ取るスケジュール、まとめ

トラック

 

ここまで長々と説明してきましたが、理解できましたでしょうか。宅浪生、予備校浪人生、どちらにも言えることですが、浪人の1年はあっという間に終わります。そして、すぐに受験の日がやってきます。

計画的に進められた人が合格へと近づくことができるのです。むしろ、計画を立てながら進められたら、落ちる意味が分かりません。合格するためのスケジュールを立て、その通りに進んだのに受からないなんて、あり得ますか?

自信をもって進み、1歩ずつ合格に近づいていきましょうね。